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歌舞伎講師の立花志十郎先生へインタビューさせていただきました 

こんにちは、伝統文化オンライン運営事務局です。
歌舞伎講師の立花志十郎先生へインタビューさせていただきました!

オンラインで歌舞伎講座を検討されている皆さまのお役に立てるよう、先生に様々な質問をぶつけてみました。

ぜひ、始める前の参考にしていただけますと幸いです。

まずは、先生のご紹介から!


【立花志十郎先生】
 
国立劇場第15期歌舞伎俳優養成所出身。日本舞踊宗家立花流師範。松竹大歌舞伎に従事したのちフリーの俳優となる。
素人歌舞伎の指導、舞台演出、CMの振付・演出、海外公演への参加など活動は多岐に渡る。

※伝統文化オンラインでは立花志十郎先生の「歌舞伎(かぶき)入門講座」を開講しています!

立花志十郎 先生インタビュー

先生が歌舞伎を始められたきっかけと、その魅力にのめり込んだ理由を教えてください。

私と歌舞伎との出会いは大学でですね。

大学の部活動なんですけども、たまたま入った大学に歌舞伎の部活動があった、ということなんです。

正直、私は歌舞伎のことを一つも知らないし、好きも嫌いも分からない状態でした。それでもやってみたら面白くて面白くて、勉強も全て投げ出して、当時はインターネットもなかったので、図書館にこもって歌舞伎と名のつく本を読んで、ビデオはすり切れるほど見て。

それがきっかけですね。それで飽き足らず、プロになろうと思って、東京を出て歌舞伎俳優を養成する学校に入った、ということです。

プロとして活動される中で、一番の喜びややっていてよかったと感じる瞬間はどんな時でしょうか?

歌舞伎は舞台芸術ですので、自分が俳優として舞台に立つときは、お客様が喜んで「面白かった」と思っていただけることが一番嬉しいことです。

講座の場合ですと、歌舞伎をあまりご存じない方が多い中で、「ちょっとよくわかった」というふうに興味を持っていただけたと聞くと、やっぱり一番嬉しいですね。

結局どちらにしても、お客様に喜んでいただけるというのが一番の喜びかと思っております。

興味はあるけれども難しそうと感じている初心者が、最初にぶつかりやすい壁や悩みはどんなことでしょうか?

まず、歌舞伎をそもそも見たこともないという方が多い中で、「歌舞伎ってできるの?」「何するんですか?」という不安があると思うんですけども、大丈夫です。

もう初心者の方、全然知らない方ばかりですので、どんな方でも楽しんでいただけるように工夫していろいろやっておりますので、安心して来ていただきたいと思っております。

全くの未経験から始める場合、どのような準備や心構えが必要でしょうか。

はっきり言って、このインタビューをご覧になっている、歌舞伎のことを見ているというだけで、もう十分な資格があります。

ちょっと歌舞伎を見てみようと思った、その気持ちで120%OKですので、その勢いでそのまま飛び込んでいただきたいと思います。

教室に通うのとオンラインレッスンとでは、どのような違いやメリットがあると思いますか?

対面の教室の場合は、稽古の内容だけでなく、その場の空気感や緊張感があって、それはやはりオンラインにはないところです。

逆にオンラインのいいところは、耳元でセリフが聞けるような、細やかな指導ができるところですね。

実際その場にいると聞き流してしまったり感じ取れないことも、オンラインだからこそ集中して、繊細なところを感じ取っていただけるという面があります。

それぞれにいいところがあると思いますので、活用していただければと思っております。

先生のレッスンで、ここだけは大切にしているという指導のこだわりや特徴は何でしょうか?

私の講座では、初心者の方からお好きな方まで、どのような方でも楽しんでいただけるということを一番にしております。

ほったらかしにされたり、専門用語が分かっていないとついていけない、ということが全くないように、きめ細やかに一人ずつに寄り添って指導させていただくということを大事にしています。

実際に先生のレッスンを受けられている生徒さんは、どのような変化や楽しさを実感されていますでしょうか?

これまで歌舞伎を見ていなかった方でも、講座を受けると「一度とにかく見てみたい」と思われますし、実際に見ていただくと「あの話を聞いていたから、あそこに注目できて面白かったです」という反応をたくさんいただきます。

本物の歌舞伎に触れていただく上で、講座がすごく役立っているのかなと思っております。

歌舞伎を日常に取り入れることで、日々の生活や心境にどのような良い影響がありますでしょうか?

歌舞伎はお芝居ですが、お芝居をやるということは非常に観察力が必要なんです。その人がなぜ怒ったのか、どういうふうに悲しんで涙を流すのか、といったことを分析して細やかに考えるので、それは普段の生活でも生かされると思います。

所作や動きで言いますと、歌舞伎は舞台上ではいつでも美しくないといけませんので、立ち座りから、普段誰も見ていなくても背中を伸ばそうかな、と気を使うようになります。

そうやって自分の振る舞いを美しく保とうとする、きめ細やかな感覚が身につくんじゃないかなと思いますね。

最後に、これから歌舞伎を始めてみたい、体験レッスンを受けてみようかなと思っている方へ、メッセージをお願いいたします。

迷っている場合ではありません。

1ミリでもちょっと歌舞伎に興味を持ったなら、もう一度見るべきです。

たった一度の人生ですから。

近年、『国宝』という映画がヒットしましたけど、歌舞伎をご覧にならない方まであれだけ楽しんで観てくださったのは、それだけ歌舞伎に魅力があるということだと思います。

映画ですから多少の誇張はありますが、それでもあれだけの方を動員できたのは、400年以上続いてきた魅力があってこそだと思いますので、ぜひ一度、騙されたと思ってやってみる価値はあるかと思っております。

お待ちしております。

まとめ

立花志十郎先生、ありがとうございました!

伝統文化オンラインでは立花志十郎先生の「歌舞伎(かぶき)入門講座」を開講しています!

ぜひ、気軽にご参加ください。