書道

伝統文化オンラインレッスンレビュー#08|Miho先生の実用書道講座

こんにちは!伝統文化オンライン事務局の原田です。
先日、伝統文化オンラインで実用書道のレッスンを受けてみました!


Miho先生
幼少の頃より書道を習い、講師を始めて13年になります。
幼稚園生~大人まで指導しております。
硬筆、子供の書道、中学生の漢字、仮名、ボールペン、大人の仮名などを指導しております。

※伝統文化オンラインではMiho先生の「実用書道講座」を開講しています!下のバナーをクリックで詳細確認できます

〜レッスン予約〜

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〜レッスン開始〜

~事前に先生のお手本を見て書いたものを送りました。~

お手本
原田添削前

レッスン時間になったら事前に送付されるZoomのリンクをクリック!
Miho先生の実用書道講座が始まります。

Miho先生

こんにちは!今日はよろしくお願いします。

原田

よろしくお願いします!

Miho先生

まず、事前に送っていただいたものを添削してみました。

全体的にバランスもとれていてよく書けていたと思います。

気になるところをお伝えしますね。

Miho先生

まず「暑」という字の上の日の部分は、もう少し縦にボリュームを出すとバランスが取れます。

また、ひらがなは画数が少なく大きく見えてしまうので、少し小さめに書きましょう。

「お」は縦がつぶれて横長に見えてしまいがちです。

「い」も同じく横長に見えますね。一画目はもう少し長めにして、二本の線は同じくらいのカーブにするといいです。

「げ」の最後のハライは左にハライすぎず、真っすぐ自然にしましょう。

「に」の右側の部分はもう少し上がいいですね。左の部分と比べて、下に少しスぺ―スが空いているくらいが丁度いいと思います。

「り」の二画目の終わりは、真ん中より左に出ないようにしましょう。

全体的に言えることですが、縦の線を書くときに手首だけ動かして書いているような印象を受けます。筆を立てたまま腕を動かして線を引くようにしてみてください。

原田

わかりました!筆の動かし方、意識してみます。

質問なのですが、一文字を書いている途中で墨は足さないほうがいいですか?

Miho先生

今日は名前を書く用の小筆を使っていただいていますよね。その筆はあまり墨を溜めておけないので、途中で墨を足してもいいです。ただ、墨を足したことがわからないように、かすれ始める前に足してください。

原田

わかりました!

Miho先生

また、書いているとき、右手の腕は机につけていますか?

原田

腕はつけず、筆を持っている小指を下につけてバランスを取っています。

Miho先生

なるほど。それでもかまいませんが、もし書きづらいようでしたら、腕の肘に近い部分を机につけて書いてみてください。もしくは左手を枕のようにして右手の下に置いてみましょう。

Miho先生

書いている右手は支えがないとふらついてしまいますので、色々試して自分が書きやすい方法を見つけてみてください。

原田

やってみます!

~添削してもらった箇所に気を付けて、もう一度書く~

原田

いかがでしょうか?

Miho先生

いいと思います!

ひとつ気になったのが、「上」の書き順ですね。

楷書の場合は縦線を一画目に書きます。一画目に縦線を書き、次に横の短い線を一画目の真ん中に書きます。そして最後の横線ですね。この順番で書くとバランスが取れて、下の線が長すぎることもなくなると思います。

原田

なるほど!その書き順だとバランスが取れそうですね。

まとめ

添削していただくことで自分では気が付かない字のクセがわかり、バランスが取りやすくなりました!また、実際に書くところを見ていただいたおかげで、「上」の書き順についても知ることができて良かったです。

せっかくなので筆を使った暑中見舞いのハガキを送ってみようかな、と夏の楽しみが増えました。Miho先生、ありがとうございました!

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