落語

伝統文化オンラインレッスンレビュー#01|十八番先生の落語講座

こんにちは!伝統文化オンライン事務局の藤田です。
先日、伝統文化オンラインで落語のレッスンを受けてみました!


笑生十八番先生
講師歴50年以上の経験豊富な先生です。
北海道や東京の企業の講座や研修をはじめ、高校・大学でも特別講師として精力的に活動されており、教育・福祉に役立つ落語・笑いを提供されています。

〜レッスン予約〜

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開講していない場合も、レッスンを受けたい講座や先生がいればお気軽にお問合せください!
事務局にて会員さまと先生のレッスン日を調整いたします。

〜レッスン開始〜

レッスン時間になったら事前に送付されるZoomのリンクをクリック!
十八番先生の落語レッスンが始まります。

十八番先生

はじめまして。今日は落語のしゃべり方の基本を細かくお教えしたいと思います。 落語は聞いたことがありますか?

藤田

はじめまして。よろしくお願いします。
全く落語は聞いたことがないです・・・。

十八番先生

なかなか落語に触れる機会はないですよね。落語の基本は日常生活にも役立つことが多いんですよ。
落語のポイントを押さえながら今日は5つの小噺を読んでみましょう。

まず、落語はリズム・テンポをつけてしゃべります。
声を音と認識し「高い・低い」「強い・弱い」「速い・遅い」この3つの要素をすみ分けて社会的地位だったり年齢だったりその人の心境だったりを表します。

藤田

なるほど。たしかに落語は声の強弱が特徴なイメージです。

十八番先生

落語っぽく話すには、文章を三拍子・三拍子・三拍子で区切ると良いですよ。
たとえば「横町に囲いができたってねえ」「へえ」という小噺。
これは「横町に/囲いが/できたってねえ」と3つに区切り、1文字目を強く発音します。

藤田

すごい・・・!これこそ落語ですね。そしてとても聞きやすいです。

十八番先生

もう1つ重要なのは口を大きく開けること。落語はお客さんにいかにイメージを持ってもらえるか。
普段の会話は口を大きく開かなくても伝わりますが、落語の場合は表情・声の大きさ・口の開き具合で情景を伝えなければなりません。
舌の動きや位置も意識すると良い音がでますよ。
では一緒に読んでみましょう。一緒なら恥ずかしくないですよ^_^

(口を大きく開ける練習)

藤田

(内心ドキドキしながら小噺を十八番先生と読み上げる)

十八番先生

いいですね。その調子です。
落語はお客さんに情景を伝えなければいけませんが、くどすぎてもダメなんです。85%で喋りなさいと言って、素の自分を少し残しながら
第三者が喋っているようにするのがコツです。そうするとお客さんに伝わりやすくなるのです。

(十八番先生が褒めてくれました)

藤田

そうなんですね。てっきりその人になりきって全力で伝えるものだと思っていたのですが、素の自分を残しておくことがコツなんですね。
勉強になりました。

十八番先生

ここまでで質問や悩みなどはありますか?

藤田

プレゼンや講師として人前で話すとき、どうしても抑揚がなく棒読みになってしまうのが悩みです。

十八番先生

良い解決方法がありますよ!話す内容を文字(紙)で覚えるのではなく、耳で覚えるのです。
文字で覚えようとすると棒読みになるし忘れやすい。耳で覚えるために、自分の声で話して録音して繰り返し聞いて覚える。
そうすることで、話す内容も覚えられるし抑揚をつけて話しやすくなりますよ。

藤田

なるほど!耳で覚えるのがコツなんですね。ありがとうございます。早速実践してみたいと思います!

十八番先生は、小噺を一緒に読んだ時も落語には程遠かったですが優しく褒めてくれて楽しい時間を過ごすことができました。

落語の楽しみ方や基礎知識はもちろん、日常生活で使えるしゃべりのテクニックも教えてもらうことができるので 落語好きの方、人前で上手に話したいと思っている方はぜひレッスンを受けてみてくださいね!

十八番先生、ありがとうございました!

 

まとめ

落語の世界を体験したい方は、オンラインで気軽にはじめられます。
伝統文化オンラインでは、笑生十八番先生の「30分で小噺が話せる、オンライン落語ワークショップ」を開催しています。

ぜひ、気軽にご参加ください。